開運ノート

吉方位の調べ方と、旅行での使い方

2026年9月更新

吉方位は、出しただけでは何も起きません。使い方のほうが本題です。距離、日数、測り方の三つを押さえると、あとは実行するだけになります。

手順は三つ

  1. 本命星を出す 生まれた年(立春から翌年の節分まで)から決まります。本命星を調べるで出せます
  2. その年月の盤を見る 本命星と相生の星が来ていて、五黄殺・暗剣殺・本命殺・本命的殺・破のどれにも当たっていない方位を探します
  3. 自宅から測る 方位の起点は自宅です。駅でも職場でもありません

三つめが抜けがちです。同じ「北」でも、東京の西側に住んでいる人と東側に住んでいる人では、同じ目的地が別の方位になることがあります。吉方位ツールの行き先判定では、出発地からの方位角を球面三角法で計算して、境目から2度以内なら注意を出すようにしてあります。

距離と日数の目安

流派によって数字は違いますが、おおよその共通認識はあります。

距離滞在効き方の目安
50km未満日帰り方位取りとして数えない流派が多い
50〜100km日帰り〜1泊日盤の作用。小さいが積み重ねられる
100km以上2泊以上月盤の作用まで届くとされる
1000km以上4泊以上年盤の作用まで届くとされる

目安であって、閾値をまたいだ瞬間に何かが変わるわけではありません。距離が長く滞在が長いほど作用が大きい、という連続的なものだと考えるほうが実態に近いはずです。

現地で何をするか

「その方位へ行くこと」自体が目的なので、特別な儀式は要りません。ただ、昔から言われている型はあります。

共通しているのは、通り過ぎるのではなく、その土地のものを体に入れて時間を過ごすという点です。空港で乗り継いだだけ、車で通過しただけ、というのは方位取りとして数えないのが普通です。

測り方で間違えやすい二つ

八方位は45度ずつではない

気学では、北・東・南・西の四正が各30度、北東・南東・南西・北西の四隅が各60度です。合計すると 30×4 + 60×4 で360度になります。

45度ずつで等分している地図アプリやサイトは少なくありません。北を「315度から45度まで」としてしまうと、本来なら北東である方角まで北に含まれます。境目付近の目的地では判定が変わります。

方位磁石の北は真北ではない

方位は真北を基準にします。方位磁石が指す磁北は、日本国内で真北から西へ5〜9度ずれています(北海道で約9度、九州で約6度)。スマートフォンのコンパスアプリも、設定によっては磁北を表示します。

5〜9度のずれは、四正(30度しかない)では致命的です。北の範囲は真北から左右15度ずつしかないので、7度ずれれば範囲の半分が消えます。地図で測るか、真北表示に切り替えて使ってください。

吉方位が一つもない月もある

年盤と月盤の両方で吉になる方位は、月によっては一つも出ません。実際に計算してみると、一年のうち吉方位が出る月は半分以下ということも珍しくありません。

出ない月に無理をして「一番マシな方位」を選ぶくらいなら、出る月まで待つほうが素直です。凶を避けることのほうが優先だという原則からしても、そうなります。