開運ノート

方角ごとの観葉植物と、部屋の色の決め方

2026年9月更新

観葉植物と色の話は、風水の中では珍しく筋が通っています。方角には五行が割り当てられていて、そこから相性のいい色と素材が決まる。語呂合わせではなく、体系の内側から出てくる話です。

まず方角と五行

北が水、東と南東が木、南が火、南西と北東が土、西と北西が金。中央も土です。これは九星の定位と同じ並びで、一白水星が北、三碧木星が東、九紫火星が南、というのに対応しています。

相性のいい色は、その方角の五行を生む五行の色を持ってくる、という考え方をします。木を生むのは水なので、東には水の色(青・水色)。金を生むのは土なので、西には土の色(黄)。西に黄色という定番は、ここから来ています。

方角五行生んでくれる五行色
北水金白・ベージュ・ピンク
北東土火白・赤系のさし色
東木水青・水色
南東木水青・黄緑・オレンジ
南火木緑・白
南西土火緑・黄・落ち着いた色
西金土黄・白
北西金土ベージュ・白・上質な素材

本によって挙げる色が少しずつ違うのは、「その方角の五行と同じ色」を推す流派と、「生んでくれる五行の色」を推す流派があるためです。どちらも体系の中では説明がつきます。食い違って見えたら、どちらの考え方かを確認すると整理できます。

観葉植物は木の気そのもの

植物は五行でいう木です。だから素直に馴染むのは東と南東(どちらも木)、それと南(木が火を生む)です。

逆に、木は土を剋します。土の方角である南西・北東・中央に大きな植物を置くのは、体系の上では噛み合いません。置くなら小さめにする、鉢を陶器(土の素材)にして中和する、といった折衷が言われます。

葉の形で分ける

植物の種類の話になると、根拠は薄くなりますが、よく言われる分け方はこうです。

正直に言えば、この分類に計算根拠はありません。ただ「尖った葉は緊張感があり、丸い葉は落ち着く」というのは実感として理解できる範囲です。

枯らすくらいなら置かない

どの流派でも一致しているのは、枯れた植物・枯れかけた植物を置いたままにするのが最も良くないということです。造花やドライフラワーを嫌う流派があるのも同じ理屈で、生きていないものを「生きているように置く」のを避けます。

方角に合わせて選ぶより先に、置いた場所で育つかどうかを見るほうが実質的です。日当たりの悪い北に日光を好む植物を置けば、方角の相性以前に枯れます。

色は面積で効く

色を取り入れるとき、小物を一つ置いても実感は出ません。カーテン、ラグ、寝具のように面積の大きいものを変えると部屋の印象が変わります。

もっとも、これは風水というより単に模様替えの話です。部屋が整って気分が良くなること自体には意味があります。ただ、方角に合わせるために家具を買い換えるほどの根拠は、この体系の中には見つかりません。